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2011年05月17日

小さな・・・2。



2/17の記事、『小さな・・・1』のその2です。
文字ばかりで無駄に長いので、興味の無い方は遠慮なくスルーして下さい。(;^_^A


唐突ですが、質問です。


『“乗せ”って何ですか?』


・・・。


では、『“掛け”って何ですか?』


・・・。


今回は、“乗せ”と“掛け”の定義についてです。


始めにおことわりしておきますが、コレについて僕の考え方を押し付ける積もりは毛頭ありませんし、寧ろ僕は百人居れば百通りの考え方があって然るべき。そう思っていますので誤解無き様お願いします。


では、本題。
“乗せ”と“掛け”の定義。これが自分の中でシッカリとまとまっている方のタックルは眺めてみて、総じて理路整然と完成されている感があります。


逆に、『何でソレなの?』と感じたタックルの組合せはそのアングラーの釣りにも色濃く反映されている様に思います。


何を云わんとしているのか?


タックルバランス(組合せ)も、釣りの型?タイプ?も
これら全て『“乗せ”と“掛け”の定義』に基づく物である。

僕はこう思います。


何が“乗せ”で何が“掛け”なのか?を自分の中で明確化する意図は。


『仮』であっても良いので、自分の中でコレをシッカリと定義付けする事で釣りを系統立てで整理する事が出来る。

すると、それが基になりタックルの組合せに反映され『何が必要』で『何が不要』かが明確となり、『これとこれの組合せはあるが、これとあれの組合せは無い。』と自身に最適化されたロッド・リール・ライン・ルアー・フックの組合せが構築出来る。この様に思います。


では、僕の中の『乗せ』と『掛け』の定義。

魚がバイトして、ライン・ロッド・リールのいずれか。又は複数にいわゆる『当たり』(変化)を感じている状態。
アングラーがバイトを感じている以上はフックの先端部が魚の口内の何処かに触れている事になる為、この状態から入れる全ての合わせを追い合わせ。又は乗せ合わせ。つまり、『乗せ』と定義しています。

バイトを感じてからでは『ビシッ』と合わせようが『グイーーン』と合わせようが、僕にとってはどこまで行っても『乗せ』(追い合わせ)であり、0→100%までの入力時間の長短の差でしかないのです。

気付かれた方も居ると思いますが、通常の合わせの9割以上がコレに当たる筈です。

では、それに対し『掛け』。

釣りをする場所に拠る所が大きいのですが、サイトフィッシングでルアーと魚を完全目視し、魚がバイトするであろう地点を予測し、バイトを感じる前に合わせ動作に入る合わせを『掛け』と定義しています。

サイトフィッシングで非常にバイトが速い時に繰り出す合わせで、バイトを感じてから合わせを入れるのでは間に合わない時に必須となりますね。

ですから、状況からしてこれは極めて稀なケースなのです。


以上を踏まえて、いわゆる『乗せ竿』と『掛け竿』とは?の僕なりの解釈。


ほぼ9割以上が『乗せ』(追い合わせ)であるとする僕の中でロッドの硬軟は合わせ動作に入ってから力が100%伝わるまでの時間差。すなわち、『ディレイ』の差。


フックが魚の口内にある時間が長い程、0→100%までの入力時間を長く取れる。
長ければバス釣りで言う所のスイープフッキングの様な状態になる訳ですが、これのメリットは既に知られている通りで、急加重を防いでライン・フック及び魚のフックが刺さった貫通部を保護する。


つまり、ラインに与えるダメージや不意の合わせ切れ。フックの折れ・伸び、魚の身切れを防ぐ。

ライントラブルの防止やキャッチ率の向上が望めるのである。


ロッド選択はケースバイケースであるが、基本は魚が何の違和感無くガッツリ噛んでくれるならば最大限ディレイを長く出来るロッド(いわゆる乗せ竿)を選択し、ショートバイトで魚の口にフックが滞留する時間が短ければそれよりも短い時間でフッキング動作に入らなければルアーは吐き出されてしまう為、応答性の高いロッド(いわゆる掛け竿)が必要となる。


合わせ時のディレイの長さ(ロッドの硬軟)は魚のバイト状態の観察から。これが全ての基。


・・・と言う事であります。
ゾロゾロと文字の無駄な羅列を続けてきましたが・・・






そんな面倒な事考えなくたって魚は釣れるよ!!



それも、ごもっとも。(;^_^A

皆さんは如何お考えでしょうか。


小さな小さなこだわりの話しでした。


※ディレイ
音楽(ギター用)エフェクター。「遅れ」「遅らせる」を意味する言葉で、割と様々な方面で使用される語句。








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この記事へのコメント
はじめまして!!

らいぞーと申します。

大変興味深い記事に思わずコメントさせて頂きます!

私も呆毛猫さんの考え方に全く同感であります。
ボトム&縦以外は手元にアタリが有ってから合わせを入れます。
つまり、乗せですよね!
ティップが入り、ベリーまでもっていって、バットで受け止める。
最近では、グラスロッドが出番を増やしています。

最近では如何に魚さんに違和感与えずにフックを貫通出切るかに重点を置いております。

また、お邪魔させて頂きます♪
Posted by らいぞーらいぞー at 2011年05月26日 22:04
らいぞーさん。
はじめまして。長文にお付き合いいただいた上に、コメントまでありがとうございます!^^

>ティップが入り、ベリーまでもっていって、バットで受け止める・・・

ロッドがティップから順々に曲がって仕事をしていく。
僕もそんなロッドが好みですよ♪

>最近では如何に魚さんに違和感与えずにフックを貫通出切るかに重点を置いております・・・

そうですね。総じて『無理』とか『急』な操作をして吉と出る場面は余り無いと思います。
『必要にして十分。』この辺をいつも心掛けています。

だらけた長文にお付き合いいただいただけでも感謝ですが、よろしければまた遊びに来て下さい。^^
Posted by 呆毛猫 at 2011年05月27日 12:42
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